悪路・悪天候向けのタイヤ

車の走行性は車体全体の様々な要素に左右されますが、その中でも車輪の仕様は重要です。車輪の駆動性や表面の溝の具合によって走行することができる道やとっさの時の対応力が変わってくるからです。車輪には様々な種類がありますが、その中でも悪路・悪天候に対応するために作られているのがオフロードタイヤと呼ばれるものです。これを履けばオフロード車でなくても、悪路・悪天候の中で走行性や安全性を確保することができます。
同じオフロード向きのものでも、表面の溝の模様によって得意な路面状態や天候が異なります。この溝の模様のことをトレッドパターンと言い、大きく分けて「リブ型」、「ラグ型」、「リブラグ型」、「ブロック型」の4種類があります。車輪と平行な溝のリブ型は排水性に優れ横滑りに強いので雨天に対応できますが、基本的に市街地などのオンロード向きです。そのため、オフロード向きのものに使われているのはラグ型、リブラグ型、ブロック型の3つのパターンです。
ラグ型は車輪に対して垂直な溝が入っていて、駆動力と動きの制御力に優れています。そのため、未舗装の悪路に適しています。リブラグ型は名前のとおりリブ型の平行な溝とラグ型の垂直な溝の複合型で、双方の特徴が合わさり舗装路から未舗装路まで対応できます。リブ型同様排水性に優れるので特に雨天の悪路に強いと言えます。ブロック型はいくつものブロックが組み合わさったような網目模様で、溝が多く摩擦力が強いので未舗装の悪路はもちろん雪道でも対応できます。冬季の雪道や凍結路向けにはスタッドレスなどもありますが、こちらは季節を問わないので、オールシーズンどんな天気でも使うことができます。

コメント

コメントを受け付けておりません。